中学受験 午後入試を考える

中学受験

 2月1日より実施される東京・神奈川の中学入試で増えているのが「午後入試」です。2月1日・2日・3日の短期決戦である東京・神奈川の入試の主流は午前中実施でしたが、午後入試の実施によって同じ日もう1校受験することが可能になります。近年、中学受験人気の影響もあり、需要が増えて様々な学校が午後入試を取り入れています。学校側も受験生の負担を考え、午後3時からと入試開始時刻を遅くしたり食事する場所を提供するなど配慮をしているようです。

 この背景には、本命校を午前中に受験し、午後入試では「合格」という安心を得る学校を受験するという意味相があるのですが、受験生が集中する午後受験は倍率が上がりやすく難化する傾向が見られます。そのため、「午前入試を終えての午後入試は子どもが疲れて集中力が持続しないこともあり、思わぬ結果となることがある。安易に午後受験をスケジュールに入れことは避けた方がよい。」と塾から指導されることがあります。

 保護者と一緒とはいえ12歳の児童が電車に乗って受験会場まで行き、初めての環境で緊張した中、4教科を受験するということは想像以上に体力・精神力を消耗します。インフルエンザも猛威を振るう時期でもあり、お子さんの体力、集中力を考えたうえで、午後受験をどうするのか慎重に検討することをお勧めします。6年生の後半になると模試が重なることがあり、午前・午後で受験する機会があると思います。この時のおこさんの様子や模試の結果を踏まえて、親子で考えるとよいのかもしれません。

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