家庭・家族・世帯とは

マナボウニュース

中学受験は親も戦います。仕事や家事に加え受験に時間が必要です。

忙しすぎて、大変だと思います。

そんな時は、家庭・家族・世帯、機能の外部化について考えてみませんか?

「世帯」

「家族」の範囲は人によって違います。例えば、単身赴任で父親(または母親)が同居していないなど、さまざまな理由があり、家族の実態はつかみにくいものです。

『家族』というのは、概念


国や地域における家族の実態や動向を説明するとき、そして住民基本台帳などに用いられる単位として『世帯』という言葉があります。

『世帯』はライフスタイル

世帯の分類

主な「世帯」の分類を見てみましょう。
「単独世帯」は、ひとり暮らしなどを示します。
「核家族世帯」は、夫婦だけや夫婦と子どもの2世代が同居している世帯で、一人親と子どもの同居なども含まれます。
「核家族以外の世帯」は、夫婦と両親の2世代や、そこに夫婦の子どもを加えた3世代以上などが同居している世帯です。
「非親族を含む世帯」は、親族以外と同居している世帯で、友だち同士で暮らしたりするケースも含まれます。
寮や寄宿舎に学生同士が同居している場合などは、「施設等の世帯」となります。

家族構成の割合の推移

次に、家族構成の割合の推移を見てみましょう。
1960年からの55年間で、「夫婦のみ」と「単独世帯」が増加し、世帯の規模が小さくなっていることがわかります。
その背景には、少子化や寿命が伸びて高齢者の単独世帯が増加していることや、未婚のまま、ひとり暮らしを続ける人が増えたこと、などがあります。

このような世帯の変化は、ライフスタイルの変化を表しているといえます。
家族構成の変化から、少子化や高齢者の単独世帯の増加といった社会やライフスタイルの変化も見えてきます。

ライフスタイルの変化に伴って、家族の機能も変化しています。

家族の機能の社会化・外部化がもたらすもの

このころ日本に広がり始めた「スーパーマーケット」には、さまざまな食料品や日用品が並びます。
いままでは家庭で作っていた物も、その多くは店で買うのが当たり前となっていきました。
「ファミリーレストラン」の登場もこのころ。
手頃な値段と豊富なメニューが人気となりました。
家庭ではなく、店などで食事をする「外食」が増えていった。

家族の基本的な機能と社会化

他にも、家族の機能の社会化・外部化には、「企業」に外部化した衣食住の生産やサービスなどがあります。

クリーニングも、洗濯の外部化です。
レジャー産業では、遊園地なども外部化のひとつです。
病院・保育所・老人ホーム、そして「学校」も家族の機能から外部化しました。
教育は家庭で、家族によって行われていた機能でした。

外部化と義務教育による就学率の向上によって、日本では誰もが質の高い教育を同じように受けられるように。

家族の機能の社会化・外部化がもたらすもの

理想のライフスタイルをめざし、家族の機能の外部化をバランスよく取り入れていくことができるようにしましょう!

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