幼児期に●●●●力を身につけている子どもほど、 小学校高学年での思考力が高い

年長小1小2小3

ベネッセホールディングスグループが小学生の保護者対象に追跡調査をしたところ、興味深い結果が出ています。

1. 幼児期に「物事をあきらめずに挑戦する」といった『がんばる力』が高い子どもほど、 小学校低学年(1~3年)で「大人に言われなくても自分から進んで勉強する」など の学習態度や『がんばる力』も引き続き高い傾向にある。

2.幼児期に「物事をあきらめずに挑戦する」、「自分でしたいことがうまくいかないときでも、 工夫して達成しようとすることができる」といった『がんばる力』が高く身についた子ども ほど、小学校低学年で「勉強していてわからないときに、自分で考え、解決しようとする」「大人に言われなくても自分から進んで勉強する」傾向が見られた。

3.小学校低学年で学習態度や『がんばる力』が身についていると小学 4 年生での言葉の スキルや思考力が高くなる。 ●「大人に言われなくても自分から進んで勉強する」といった小学校低学年での主体的な学習 態度や「物事をあきらめずに挑戦する」といった『がんばる力』の高さは、小学4年生での 「ノートを整理して書いている」「自分のことばで順序をたてて、相手にわかるように話せる」 などの言葉のスキルや思考力の高さにつながっている。

4.親の関わりでは、子どもの意欲を大切にする態度や思考の促し(子どもが自分で考えられるように働きかけること)が幼児期から児童期にかけての『がんばる力』に影響を 与えている。

5.幼児期から児童期の『がんばる力』に、親の関わりがどのように影響するかを分析した結果、子どもの意欲を大切にすることや、思考の促しといった養育態度が影響を与えていた。(図6・ 7)また、それは親の就労の有無や子どもが幼稚園、保育園出身であるかによる違いは見られなかった。

こどもの意欲を大切にするというのもなかなか難しいですが、そうしたいですよね!

https://blog.benesse.ne.jp/bh/ja/news/20190225_release.pdf

コメント