難関中に進学され、数学の教科書が体系数学のみなさま、体系数学は難しいですね。
体系数学は「検定外教科書」です。レベルが高いということですね。
体系数学採用校
例えば下記の学校が体系数学を使用しているようです。(最新状況は異なる可能性があります)
都立武蔵・品川女子学院・都立小石川中等・豊島岡女子学園・吉祥女子・女子学院・晃華学園・鴎友学園・フェリス・横浜雙葉・品川女子学院・愛知南山・江戸川女子・大妻・渋谷教育学園・国府台女子学院・市川・共立女子・麻布・湘南白百合・浦和明けの星・カリタス女子・森村学園・桜蔭
体系数学とは
難関進学中として大躍進中の吉祥寺女子中のご説明がわかりやすいので紹介させていただきます。
数研出版の『体系数学1・2』(それぞれ代数編・幾何編に分冊)という中高一貫校用の教材を使いながら、代数分野と幾何分野を並行して授業を進めています。このテキストは検定教科書とは単元の配列が異なります。例えば代数分野においては、検定教科書では中1と中2に分けて学習することになっている「文字と式の計算」や「1次方程式・連立方程式」をまとめて学習できるようになっています。
家庭学習用には『体系数学』に完全に準拠した問題集が用意してありますので、このような順序で授業が進んでも、生徒達は授業内容を家でしっかりと復習することも可能になっています。
中2の3学期には中学の学習内容はすべて終了します。『体系数学1・2』の内容の学習が終わり次第、高校の教材に進み、そして中学卒業までには、高1の学習内容がほぼすべて終了します。
中学1年から高校1年までの授業内容
学年 | 数 学 | |
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中学1年 | 代数 3時間 | 幾何 2時間 |
計算演習を繰り返し行なうことによって、文字式の扱いに慣れ、演算を速く正確に行うことができるようにする。 ◇ 正負の数 ◇ 式の計算 ◇ 1元1次方程式・連立方程式 ◇ 1元1次不等式・連立不等式 ◇ 比例と反比例 ◇ 1次関数 | 図形の基本的な性質を学習したのち、「証明」を通して論理的な思考の大切さを理解する。 ◇ 平面図形の基礎 ◇ 図形と合同 ◇ 三角形と四角形 ◇ 図形と相似 | |
中学2年 | 代数 3時間 | 幾何 2時間 |
複雑な文字式を自由に扱うことができるようにし、それらを様々な問題に応用する力を養う。 ◇ 多項式の展開・因数分解 ◇ 平方根 ◇ 2次方程式 ◇ 2乗に比例する関数 ◇ 2次関数(高校数 I の内容) | 自明ではないことがらを、論理の積み重ねによって証明する力を養い、図形の諸性質を応用する力を育てる。 ◇ 線分比・面積比 ◇ 円 ◇ 三平方の定理 ◇ 空間図形 | |
中学3年 | 数学Ⅰ 3時間 | 数学A 3時間 |
さまざまなことがらを体系的に理解し、初見の問題でも自力で解決する力を養う。1年を通して高校の教科書の内容を扱う。 | ||
◇ 三角比(高校数Ⅰの内容) ◇ 式と証明(高校数Ⅱの内容) ◇ 複素数と方程式(高校数Ⅱの内容) ◇ 論理と集合(高校数Ⅰの内容) ◇ 整数の性質(高校数Aの内容) | ◇ 場合の数と確率(高校数Aの内容) ◇ データの分析(高校数Ⅰの内容) ◇ 図形と方程式(高校数Ⅱの内容) | |
高校1年 | 数学Ⅰ 3時間 | 数学A 3時間 |
学んだことがらがどのように利用できるかを考え、より複雑な問題を解決する力を養う。 | ||
◇ 指数関数と対数関数(数Ⅱの内容) ◇ 三角関数(数Ⅱの内容) ◇ 微分法と積分法(数Ⅱの内容) | ◇ 平面ベクトル(数Bの内容) ◇ 空間ベクトル(数Bの内容) ◇ 数列(数Bの内容) |
すばらしいですね!
体系数学(幾何中1)パーフェクトガイド
体系数学のテキスト記載の問題の解答および解説が記載されています。わからない時にすぐに確認できるので、とても便利です。体系数学とのセットで予習復習もバッチリ。体系数学の問題集と合わせて、中間・期末テスト対策もしっかりと進めたいですね!
体系数学を塾にフォローしてもらう
体系数学対応を塾にお願いするのもテですね。
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