公立学校における就学援助制度

年長小1小2小3

 公立学校では入学支度金として新小1年 40,600円、新中1年生で47,400円がそれぞれ保護者の指定する口座に入学前に支給されます。これまでは入学後の支給でしたが、保護者の負担を軽減することを目的に平成30年度より入学前の支給が可能となりました。

 各自治体への申請が必要で所得制限はありますが、(立川市の例では4人 家族で総所得が持家 約 420 万円以下 賃貸住宅 約 507 万円以下)ランドセルや制服、学用品の準備が必要な時期には利用したい制度となります。

 また、日常的に必要となる教育費のうち、港区では①学用品・通学用品費 ②給食費 ③修学旅行費 ④修学旅行支度金 ⑤校外学習費  ⑥移動教室費 ⑦夏季学園費 ⑧卒業記念アルバム費 ⑨新入学学用品費等 ⑩運動用具費 ⑪クラブ活動・部活動費 (※ 生活保護を受けている方は、①・②・④・⑨・⑩・⑪の費用は生活保護費から支給。)などの項目から年3回支給されています。

 さらに、品川区のように多子家庭の給食費の保護者負担を軽減するために、独自に給食費を援助する制度をもうけている自治体もあります。これは、小中学校に通う児童・生徒が3人以上いる家庭で3人目以降の給食費を援助する制度です。

 このように家庭の負担をできるだけ軽減し、児童・生徒がよりよい学校生活を送れるよう各自治体が様々な就学援助制度を設けています。お住いの自治体の教育委員会のHPをご参照ください。

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