豊島岡女子:哲学カフェ

中学受験

豊島岡女子学園には哲学カフェなるものがあるのですね。

「女子はどうしてグループになりたがるのか?」「好き・嫌いはなぜ起こるのか?」・・・なかなか深いテーマですね。

3月11日(月)10:00~12:00本校図書館にて、立教大学の河野哲也教授らのもと中1から高3までの生徒13名が参加しました。「女子はどうしてグループになりたがるのか?」から、「好き・嫌いはなぜ起こるのか?」へと話は展開していきました。

図書委員長をはじめ、希望大学・海外への大学進学が決まった馴染みの高3生徒たちも集まり、最後の哲学カフェを惜しむように過ごしました。初めて参加した中1生徒は学年の差も感じさせず、「温かい雰囲気で楽しかった。沢山の具体例に説得力があって面白かった。また参加したい。」と感想を残しました。

次回は7月実施の予定です。

豊島岡女子学園 哲学カフェ

ヘーゲルの客観的観念論の体系によると、世界の基礎は自然および人間の出現前に存在していた、神秘的な「絶対理念」(イデア)であった。この「絶対理念」はその本性上、活動的原理であるが、実体はないので思惟・自己認識においてのみ現れることができる。しかし、この「絶対理念」はプラトンが考えていたのとは異なって内的に矛盾を備えている。そのために事物の本体はヘラクレイトス流の永遠流転の法則に従って変化して、その対立物に移行する。

Wikipedia

ヘーゲルは、哲学は「絶対者」(唯一まことの神)の純粋思惟・認識にほかならぬとしたうえで,その「絶対者」の思惟の弁証法的自己展開を追求して壮大な哲学体系をつくりあげた。「絶対者」のつくりだす理念は即自/対自/即自かつ対自という三段階を経て発展し,まず即自的な論理としての運動をなしてのち,対自的に自然として外化し,ここから自らに帰って即かつ対自的に認識を完成させる。これに応じて彼の哲学大系は三つの部分に分かれる。論理学,自然哲学,精神哲学に大別され、各々がさらに三段階の発展をなして、理性と現実との一致という観点に到達するとされた]。「絶対者」の本質たる概念の弁証法的運動を明らかにした点は、ドイツ古典哲学の完成に留まらず、聖アウグスティヌス、スピノザに匹敵するほどの思想史上不朽の功績と言うことができる。

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