小中高生向け国際情報科学コンテスト:ビーバーチャレンジ2021 

情報オリンピック マナボウニュース

数理情報科学にもオリンピックが!学校で参加できたらぜひチャレンジしたいですね!

情報オリンピック日本委員会は, 国際情報オリンピック (IOI) へ派遣する日本代表選手選考を兼ねた中高生競技プログラマー日本一を決める「日本情報オリンピック (JOI)」の開催を中心に, 数理情報科学教育の普及・啓発のための諸事業を行なっています。 JOI (IOI) は中等教育段階の生徒・学生を対象とした, 数理情報科学の問題解決力を実装したプログラムの性能で競うコンテストです。

詳細は情報オリンピック日本委員会公式サイトをご覧下さい。

情報オリンピック日本委員会ジュニア部会では, ジュニア(主として小中学生)向けのイベントの開催やウェブコンテンツの開発・公表などを行なっています。

 その一環として, 2010年より, 数理情報科学教育の裾野を広げる目的から, 中高生及び小学生を対象としたジュニア向けの国際情報科学コンテスト「ビーバーコンテスト (Bebras Contest) 」を日本でも開催しています。 このコンテストは, 欧州を中心に普及が進んでいるコンピュータ科学と Computational Thinking に関する子ども向けのコンテストです。 Bebras は, リトアニア語で「ビーバー」のことです。 今では,「ビーバーチャレンジ (Bebras Challenge “Bebras — International Challenge on Informatics and Computational Thinking”)」という名称となっています。

概要

【大会名称】日本情報オリンピックジュニア大会 国際情報科学コンテスト「ビーバーチャレンジ 2021」

【主催】特定非営利活動法人 情報オリンピック日本委員会

【後援】文部科学省,経済産業省(申請中),総務省

【目的】

  • ビーバーチャレンジは, 日本では順位をつけて競い合うことを目的とはしていません。
  • コンピュータ科学と Computational Thinking に関連した親しみやすい問題に取り組むことで, 児童・生徒・学生がコンピュータ科学に興味をいだくきっかけとなることを目的としています。 論理的思考力を問う問題も出題されますので, 生徒の「考える力」「自分で考えるという意識」を向上させる一助になることも期待されます。
  • コンテスト後に生徒同士で議論する題材や,授業の題材を提供することも目的の一つです。 授業の補助教材のようにお使いいただくことも可能です。

【参加単位】

  • 学校ごとに申し込んでいただきます。 (生徒の個人申し込みはできません。)
  • 各学校の先生に世話人 (本会との連絡など) をお願いします。
  • 学級・学年単位や, 希望者だけの参加や放課後の部活などでの参加も可能です。

【対象学年】

  • 小学校5年生から高校3年生
  • 学年に応じた問題が出題されます。 学年区分は以下の4区分です。
    • ベンジャミン(小学校5・6年生)
    • カデット(中学1・2年生)
    • ジュニア(中学3年生・高校1年生)
    • シニア(高校2・3年生)

【実施期間】

  • 2021年11月15日(月)~11月20日(土)
  • 実施日時は,上記期間の8時~19時で,参加を希望する学校に指定していただきます。
  • 学校行事などで, 上記期間に実施できない場合はご相談ください。 2021年11月22日(月)~11月27日(土)に実施していただけます。
  • 1日で実施することも, 複数日で実施することも可能です。例えば, 同じ学校の A 組と B 組が別々の日時に参加することが可能です。

【実施方法】

  • 参加生徒はインターネットに接続可能なコンピュータを使ってコンテストに参加します。
  • Web ブラウザでコンテストサイトにアクセスし, 問題を閲覧し, 解答します。
  • コンテスト中, 各参加生徒は1台ずつPCを使える必要があります。

【コンテスト時間】

  • 小学校30分, 中学校・高等学校40分。 1時間の授業時間内で実施できるようになっています。
  • 1問3分程度で解くことを想定しています。 問題数は, 小学校10問, 中学校・高等学校12問です。

【参加者の登録情報】

  • お知らせいただいた参加者数目安に合わせて, 情報オリンピック日本委員会でアカウントを作成します。 その際に, (氏名や生年月日などの)参加者個人情報を登録することはありません。
  • ただし, 統計をとる関係で, 学年と性別が分かる形式でアカウントを作成します。

【問題】

  • 情報に関する理解, 情報の表現, アルゴリズム的思考, コンピュータシステムの利用 (サーチエンジン, 電子メール, セキュリティ,表計算など), 組合わせや離散構造, 論理パズルやゲーム, ICTと社会など, さまざまなトピックからさまざまな難易度の問題が出題されます。
  • ビーバーチャレンジ(ビーバーコンテスト)の過去問題を ビーバーチャレンジ情報ページ http://bebras.eplang.jp/ で公開しています。 また,この情報ページ内に, 児童・生徒が過去問題に挑戦できる「問題にチャレンジしてみよう!」を用意しています。

【コンテスト結果の公表および利用】

  • 参加者は自分の結果(得点および問題ごとの正誤)を参照することができます。
  • 学校の担当の先生は, 自校の参加生徒の結果(得点および問題ごとの正誤)を参照・ダウンロードすることができます。
  • 参加者個人の結果を公表することはありあせん。
  • 学校が特定できる形でコンテスト結果に関する統計データを公表することはありません。
  • 学校が特定できない形でコンテスト結果に関する統計データは公表することがあります。
  • 情報科学教育に関する研究や教材開発のために, コンテスト結果に関する統計データを活用することがあります。 ただし, 個人や学校が特定される形での活用はしません。

【参加証】

  • ご希望の学校の参加者には, 情報オリンピック日本委員会から参加証を授与いたします。
  • 参加証授与希望は, コンテスト期間終了まではご変更いただけます。
    また, 参加証授与を希望する場合は, コンテスト終了後に参加者の氏名 (ローマ字) を指定の書式にご記入いただき事務局に提出いただきます

【参加費】

  • 無料です。 実施費用は情報オリンピック日本委員会が負担します。

【お申し込み】

  • 参加を希望される学校教員の方は, 申し込みページ https://forms.gle/s65h3u8qFaFner1t9 より下記情報をご入力ください。
  • 参加申し込みの際にお知らせいただく情報
    • 学校名
    • 学校名ふりがな
    • 学校名英語表記
    • 担当教員名
    • 担当教員名ふりがな
    • 担当教員名ローマ字
    • 連絡用メールアドレス
  • 学年・男女別の参加者数の目安は,申し込み後にお知らせいただきます。
  • 各学校で決めていただく実施日時を, 情報オリンピック日本委員会にお知らせいただく必要はありません。 アカウントがある児童・生徒は, コンテスト実施時間内であれば, 教員の指示でいつでもコンテストを開始できます。
  • 参加証授与希望は, コンテスト期間終了まではご変更いただけます。
    また, 参加証授与を希望する場合は, コンテスト終了後に参加者の氏名 (ローマ字) を指定の書式にご記入いただき事務局に提出いただきます。

【申し込み締め切り】

  • 11月8日(月)
  • 締切日が過ぎたあとでも相談に応じますので,ご連絡ください。

【実施に関する手順】

  • お申し込み後に, 実施に関する手順をご案内します。

【ビーバーチャレンジに関するお問い合せ先】

  • ビーバーチャレンジ 2021 に関するご質問やご相談は,下記メールアドレスにご連絡ください。
    bebras-jp@googlegroups.com
情報オリンピック日本委員会 お問い合せ先
〒150-0002  東京都渋谷区渋谷 1-10-7 グローリア宮益坂Ⅲ 301
       特定非営利活動法人 情報オリンピック日本委員会
TEL: 03-6681-6591 (平日 午前10時~午後5時)  FAX: 03-6736-0510
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